京都「こ･こ･か･ら」さんで、西島さんの気学のセッションを受けたときにね･･･「わたし、今年、外で働いてみてほんとにいろいろ感じることがあって、自分がカフェを開きたいなって思ったんです。今年来年という訳ではなく、将来ですけど･･･」という話になったんです。
その際に、西島さんが「カフェ開かれるのいいと思いますよ」と言って、わたしが目指していったらいい場所をひとつ紹介してくださったんです。
それが「WIFE&HUSBAND」というお店でした。
https://www.wifeandhusband.jp/
「北大路ってところに『ワイフ&ハズバンド』というカフェがあるんです。そこはどのくらいだろ？めちゃくちゃちっちゃいとこなんですけど、そのお名前どおり妻と旦那さんがされているところで、でも子たちを育てるのを大事にしたいからと、週3～4回くらいしか開いておられなくって、しかも、やる気ないでしょ！ぐらいの短い営業時間なんですけど（笑）みんな並んで行くくらいなんですよ。
たぶんHPで調べたら理念を書いてはると思うんですけど、自分たちは子どもたちとの時間を大事にしてやっていきたいので、こういう風な営業時間でこういう風にやっています。みたいなのをしっかりコンセプトで出してはるので、出てくるまで時間がかかりますとか、ちっちゃいお店なので相席になりますとかいっぱい書いてあるんですけど、みんな同意した人だけが行くので、逆に一体感があるというか（笑）ほっこりできるので、なんか、そういうのもありなんじゃないかなぁと思います。」
西島さんのそのやさしい語り口にもすごく反応したわたしは、すぐ行って見たくなってホテルに帰って早々ググったんですけど、残念ながら日曜日はお休みで･･･。
でも、その姉妹店でコーヒー豆の焙煎とアンティーク雑貨店である「Roastery DAUGHTER & Gallery SON」は、日曜日も開いていることが分かったんです。それでイベントの翌日、東京へ帰る前に伺ってきたという流れなのですが･･･
前日までまったく予定していなくて不思議な流れでたどり着いた場所。でも、店の中へ一歩踏み入れたとたん、今回、京都でのお店巡りの目玉はきっとここで、西島さんの前に座ったのも、この場所を紹介していただくためだったのかなって。古い建物といい、その中の世界観といい･･･どんな思いでここを立ち上げたのかが感じられて、思わず「尊い空間ですね」と言葉が洩れてしまうほど･･･見惚れてしまったのです。
そこのスタッフの方がまためちゃくちゃいい方で、そのかわいいスタッフの方とあーだこーだとお話しながら、欲しくなったお品を時間をかけて選ぶことができたのもしあわせで。並んでいるものぜんぶ可愛くって選ぶのが大変だったんですけどね。
お茶するのも大好きですが、古いモノに触るのもわたしの喜び。今回は「カフェ」には伺えませんでしたが、その土地にしかない「古い建物、古いモノ」にたっぷり出会うことができました。
そして、今回の京都旅での戦利品は･･･『WIFE&HUSBAND』のカフェでも実際に使っている「マグカップ2個」や「カゴ編みのジャーポット」。そしてそれがすっぽり入る編みの美しい「カゴ」などの ”ピクニックset"。
以来、我が家でも毎日がピクニック気分！
持ち帰って早々そのお品をぜんぶ使って、ご機嫌に暮らしています（その様子はまた別の機会にご紹介しますね！）
もっと寒～い季節になったら･･･
みなさんと一緒にこの ”ピクニックset" を使って「冬のピクニック編」のお茶会を催すのもたのしそうだなぁ･･なんて妄想しています（笑）･･･その時は又、お誘いしますね♪
我が家に来てもらったモノたちは、生涯現役で働いてもらっています♪
そうそう･･･よく、我が家にいらした方がルームツアーをした際に、「のり子さんの家って、どうしてこんなに生活感がないのですか？」っておっしゃるんですけど･･･
いえいえ、とんでもない！
生活感がないどころか、家にあるものはぜ～んぶ日々の生活に使っているものばかり。
わたしは古いものが好きなだけで、好きで集めたアンティークやヴィンテージの品は決して美術品ではなく、「器、カゴ、布、家具」などどれも日用品ですし、
基本、使えるモノしか連れて帰らないので、どんな古いものでも我が家に呼ばれた品はぜんぶ現役で働いてもらってます。働けない品を置いておくほど我が家のスペースには余裕がないというのも実情です（笑）
ただね･･･
古いものって独特な味わい･やさしい佇まいがあるでしょう？
だからきっと、使うために置いてあるだけでも自然に「様」になってしまうのじゃないかなぁ･･･と。
「Roastery DAUGHTER & Gallery SON」
コメントをお書きください