自分で決めれる自分が欲しい・・・Ｏｎｅ　Ｓｐｒｉｎｇ　Ｓｔｏｒｙ

３月２日　埼玉スピマでのセッション・レポートです。

 

 

どっちの人にしようか・・・ではなく、あなたがどう生きたいかを決める時期なのかもしれませんね。人に幸せにしてもらう人生から、自分が自分を幸せにしていく人生にシフトしようとしているあなたの姿がわたしには映るのです。

 

「自分で決めれる自分が欲しい」・・・と、おっしゃっていましたね。それにはそれを判断するだけの材料（情報）が必要となります。

 

森に入らなければ、木の実は集まりません。材料を揃えなければあなたの作りたいケーキは焼きあがらないのです。家の中で「どんなケーキにしたらいいんだろう？」と、あーだこーだと頭の中でこねくり返しても、絵空事です。まず、自ら森に分け入り、そこで見つけた材料を頼りに、ケーキを描き、そこから決めていくこと・・・それが、あなたらしいのやり方です。

 

そして、人生の岐路にたったとき・・・ひとりきりで大事なことを決めていくことはないのだ、ということを思い出してくださいね。人生の岐路には、人生のパートナー＝夫にアドバイスをもらっていいのです。今、あなたは彼にとってたったひとりの妻なのですから・・・。相談する時のコツは、「お話があります」と、アポを取ることです、仕事のときのようにね。すると彼はいいカウンセラー役になって、当事者の立場から一歩離れた場所からあなたを観てくれるでしょう。彼からの反応を採取してください。彼のいう言葉、彼の態度、声の調子・・・すべて、あなたの判断の材料となります。どのくらい真剣に向き合ってくれるかどうかも、本当のパートナーとしてどうなのかの判断材料になりますね。１回の話し合いで答えを出すところまでもっていく必要はありません。今、不安に思っていること、自分の状況を淡々と吐露したら、彼にもそこから思案する時間をあげてください。

 

手紙でのやり取りに船を使っていた時代・・・１往復のコミュニケーションに３カ月～半年かかることもざらでした。その時代のあなたは、ゆっくり考える時間を持っていましたね。すぐ、答えをもらえるような、そして、すぐ、答えなくてはならないような、今の時代のコミュニケーションの仕方は、あなたらしさを発信できません。どうぞ、想いが移動する時間をかけてあげてください。その時間は、あなたにとって想いが熟成されるために必要な、そして、あなたの本当の想いに自分自身で気づくことができる大切なものだったのです。

 

トレンチコートを着て、旅行鞄を持ったあなたが見えます。「これで行こう！」・・・自分の行き先を決めたあなたは、とても美しく凛々しい横顔をなさっていますよ。あなたの欲しい自分に・・・しっかり立っている姿がわたしには見えます。森に入るのに遅いことはありません。そして、その森は・・・ほんとうにあなたの思うような恐ろしい場所なのでしょうか？わたしには、星きらめく・・・やさしい夜満ちる場所のように感じます。どうぞ、勇気をもって・・・正しい情報を得るために穏やかに手を動かしてみてください。