Tokyo Film Festival  ①

きのうの 「5月の東京スピマ」 では、

 

久しぶりに満員!というくらいの多くの方にご来店いただき、

 

感激いっぱいの一日になりました。 ありがとうございました!

 

 

 

そして、今回 特徴的だったのは、

 

「スピマ自体 今日初めて来ました!」 と、おっしゃる方が

 

セッションお受けになられた9人中6人!内、男性も3人・・・

 

新しいさわやかな風が吹いてきているのを感じます。

 

 

 

ふだん様々な業界で活躍されている方々が 

 

違う角度から 自分の方向性をみつめてみようと確認にいらした・・・という印象です。

 

いずれにしても、フレッシュ感いっぱいの出会いに、心高鳴る一日に♪

 

 

 

それと、満月の影響からか、涙腺も朝から全開で・・・

 

一日とおして どうにも ぐっとくるお話が多かったのも特徴でしょうか。鼻水も止まらなくて・・・

 

グジュグジュになっているわたしに first story のお客様からはティッシュを恵んでいただく有様・・・(笑)

 

 

 

ほんとうに、5月のスピマ映画祭は 名画が多かったですね・・・出展してほんとうによかったぁ・・・。

 

さてさて、それでは、その名画のエッセンスを 今週かけて少しずつ ご紹介していきたいと思っています。

 

 

 

① 『ユニコーン と ヘアサロン』 ~次の扉の向こう側で待つ人~

 

ユニコーンの波打つ絹のようなたてがみを少女が撫でたり編んだりしているシーンから始まります。少女の夢は森に誘うような「ヘアサロン」を開くこと。パリの競合店ひしめくメイン通り、間口狭く唐草からまる背の高い扉を、世のマダムたちは開いていきます。ここにくれば「わたしをたいせつに扱ってくれる」ということを知っているかのように・・・少女はマダムたちの絡まった繊細な髪を指で解いていきます。「綺麗な赤ですね。伝え聞いた彼の地の土のようなお色です」・・・言われたマダムは自分が少し好きになります。あなたはそういう人です。センシティブな部分にタッチすることを許されたあなたは、鏡に映る人のコンプレックスをやさしく解きほぐし、別の角度から光をあててあげることができる人。今いる世界から次の扉を開けていくことを促す力をもっています。今までもそしてこれからも、仕事は違えどもあなたは同じようなお役目をしていらっしゃいましたね。グレーに身を包んだシスター時代のあなたが見えます。あなたが手をとり御髪を優しく撫でると・・・死の淵にいる人はホッと安堵します。その人が安心して次の扉を開けていけるよう、あなたは働いてきました。「大丈夫です。この扉の向こう側でも、わたしがお待ちしていますから・・・」・・・実際、あなたは「ヘアサロン」で、そのマダムを迎えられましたね。そして、今生でも、やはり、次の扉を開けてきたマダムたちを、手をそっと広げて笑顔で待ち受けているあなたなのです。ポスピスの世界は、あなたにとって天職です。あなたの傍には「サーシャ(紗々)」という名の繊細なたてがみをもつユニコーンがいつも寄り添っています。

 

  ②へつづきます・・・

 

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コメント: 2
  • #1

    アンジー (火曜日, 28 5月 2013 00:28)

    日曜日はお世話になりました。1番めにセッションを受けさせていただいた者です。「東京スピマ」は、まだ「東京すぴこん」と呼ばれていた頃に行ったことがありましたが、すごく久しぶりで、 少し緊張しながらブースにうかがうと、あたたかな素敵な笑顔でお迎えくださって、とても安心しました。お話を聴いているうちに、なんだかうれしくて涙が出てきました。魂が喜んでいるような気がしました。ブログを拝見して、文字でまた読むことができて、あらためて感激しています。ありがとうございました。お会いできたことがとてもうれしいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  • #2

    noriko♪ (火曜日, 28 5月 2013 06:47)

    アンジーさま♪

    わたしの方こそ、お会いできて魂が喜んでいます。ほんとうに腹の方からぐっとこみ上げるものがあるストーリーで、泣けて泣けて・・・
    アンジーさんがあの朝1番でお越しいただいたことにより、
    わたしの中の何か大きな扉がパ~っと開かれたような感じがしています。
    あなたがいらっしゃったから安心して飛び込んでいけた世界があるようです。今も昔も・・・大変お世話になっております(笑)
    そして、コメント・・・ありがとうございます。UPできてよかったなぁと、また一歩前に歩んでいける勇気をいただきました♪