ダレルさんとのこと・・・4年ぶりに「個人セッション」受けてきました①

ダレルさんに会ったら、まず、

「わたしは障害者並に時間が守れないんです」

というわたしにとって40年間かかえていた『遅刻問題』の質問からはじめようと思ってたんですけど・・・

 

言う必要もなく・・ダレルさんの方からそのことに触れてきてくださいました。

なぜなら、わたしは昨日も見事に、セッションに10分遅れて到着したからです(笑)

 

広尾駅から走りました。いちばん太陽が照り付ける時間帯をね。

でもね、それは遅れちゃったから・・というあせりからの走りじゃなくって、

好きな人に一刻でも早く会いたい!少しでも長く一緒にいたいという、純粋な気持ちからの走りで・・

 

自分の身体が純粋に反応して動いていることを、そのときしっかり感じていたから

走りながらニコニコしちゃったし、子どものような無邪気な喜びでもって部屋に飛び込んでいる自分が、可笑しかった。

 

そんな感覚をダレルさんもぜんぶわかっててくれて、

「無事会えてよかった」という感謝の気持ちで部屋中が明るい光に満ち満ちていました。

 

してきたメイクも、ブローも全部吹っ飛んじゃって・・全身から汗吹き出しちゃってねぇ・・

わたしはここに来るまでに、一生懸命まとった大人の自分をぜんぶ脱ぎ捨ててきちゃったんだなって(笑)

 

今まで、どんなに整った自分を、清潔感のある自分を人に与えようかって考えていたんだと思う。

それが人と会う時のエチケットだって・・・どっかで思いこんでいたところもあったかなぁ。

 

ダレルさんは、話してくれました。

 

ネイティブ・アメリカンやアボリジニーの人たちは、「4時にセッションします」と言っても、その時間に来れないんですよと。

ただ、「太陽があの山にかかるころ」と言えば、ちゃんと到着します。

でも、太陽の位置だったりするから、15分くらい早かったり、15分くらい遅かったり・・するんですけどねって(笑)

 

そして、

あなたは、ネイティブ・アメリカンとして生きた過去をたくさん持っていますよ。って。

 

 

・・・納得です。

 

 

わたしは大学3年の夏休み全部を使って、全米21州の国立公園を車でめぐるという、なかなかない旅経験をしました。

ほんとうは、語学目的にフロリダのホストファミリーのところへ滞在型で厄介になるつもりだったんですけど、

そのファミリーが、ちょうどその夏は全米を周る旅行をするからって、じゃぁ、同行させてもらおうということになったんです。

 

2か月半の間ずっとモーテルを転々、アメリカ人らしくないシャイなホストファミリーと狭い車中に缶詰・・

このアメリカ行きを実現させるため、わたしの払ったエネルギーは半端なくって、

父を説得し、バイト4つをかけもちし、

当時付き合いはじめで一番盛り上がっていた彼とも身を切られるような思いでカラダを離し、それでも強い意志でもって実現した「夢」だったのに・・・。

 

「何であの時期行っちゃったかなぁ・・」

 

早く日本へ帰りたい!食べ物も寝るところも合わなくって、まるで苦行のような行脚になっちゃってね(笑)

思い出したくないこと、消化できていないことも多く残ってて、これまであまり人に話せなかったんだけど・・・

最近、このチャネリングの活動に従事するようになって、このときの体験の大きさ・意味深さに改めて触れていたところだったんです。

 

わたしは、アメリカ大陸のバイブレーションを浴びに行ったんだと、思います。

 

当時、25年前だから・・セドナは今ほど有名じゃなくって、だから、セドナに寄ったかどうかの記憶はあいまいなんだけど、

あのあたりの赤土の大地の多くの国立公園はまわってて、あの何とも言えない磁場、遠くに意識を合わせる感覚・・

 

飽きずにずっと・・あの赤土の地層を凝視していた自分がいたんですね。

 

各地に点在するネイティブ・アメリカンの遺跡。ある遺跡に逢ったときも、目が離せなくなった・・

自分の意識が、その何千年も前の意識の中に吸い込まれる感覚・・・

「わたしはここに居た、この地で暮らしていた」と、誰かから言われたわけでもなく、自分のカラダで感じました。

 

建物もたかだか数百年、どこの街も同じようなモノばっか・・・文化的にも浅いこの国・・・

日本と比べるとどうしても薄っぺらく感じてしまう。

わたしはいったいここに、何を学びに来たんだろうって・・・がっかり感と失敗感がぬぐえなかったけど、

 

今ならわかります。

 

このアメリカという大地からのバイブレーションは、何十億年という地球と直結していて、

マグマの躍動に満ちていて・・・これほどすさまじい磁場、パワーが湧き出している場所はなかなかなくって、

要は、この大陸の大地からのパワー、エネルギーを想い出すために ここに来たんだということ。

 

なんで、21州だったのか・・なんでこれだけの多くの土地を周らなくっちゃならなかったのか・・

それだけ、ネイティブとして多くの土地を生きたのかもしれません。

 

わたしは「語学」を学びに行ったんじゃなかったんですねぇ。

アメリカ大陸を、あの広大な「大地」を味わいに行ったんですねぇ・・・(笑)

 

もともと太古からここに暮らしたネイティブ・アメリカンの智慧にも触れに行ったのかもしれません。

それも「ことば」じゃなく、体感として伝わってくるメッセージで・・・・ 

 

まさか、時間の概念のなさが、ネイティブの暮らしとリンクしていたとは、

ダレルさんに言われるまで繋がりませんでしたけどね(笑)

 

しょうがないのかぁ・・

時計がなかった時代にずっと生きて、それでしっかり営んで、生きのびてきたんだものなぁ・・・

 

でも・・でもさ!

もうそろそろ、近代文明の生活の仕方にも、順応してもいい頃なんじゃないかなぁと・・・思わずにはいられない(笑)

 

時計のある文明のすばらしさも知ってるんだからさ。

 

ま、まずは、自分の身体の記憶を発掘して、

文化的背景、生態をしっかり認めてあげるところから取り組んでみることにします。

 

実は、ダレルさんの個人セッションを受けたかった理由の一つは、

40年間、自分ではどうしようもなかった悩みの種、ずっと取り込んできた「課題」を

「過去世を知る」というアプローチから、どう切りくずしていくのか、体験してみたかったんですね。

 

こんな形ではありますが、

自分を実験台に、はっきり手ごたえを感じられたことは、すっごく大きい。

 

これに限らず、ダレル・ホルツアーさんのセッションでの気づきは、莫大でした。

また、続きをお話していきましょう・・♪(4年ぶりの個人セッション②へつづく・・・


4年前に受けた個人セッションはこちら→「ダレル・ホルツァー個人セッション①」