家族をテーマにしたお茶会に・・♪

 

いつもお世話になっている みえさん♪

 

きのうは、彼女の開くお茶会に伺ってきました


 

 

今年は息がつけない冬を過ごすことになって

 

全てが落ち着く4月になって やっと

 

2月の代わりにほっとするお休み月をいただいていますが

 

そんなわたしにちょうどいいブレイクタイム♪

 

メンバーにも恵まれて

 

心地よく癒されて帰ってきましたです・・♪

 

(みえさん、みなさん

 

ほんとうにこんな機会をありがとうございました)

 

 

 

今回のテーマは「家族」

 

今の自分から何が出てくるのか

 

まったく分からないまま加わりましたが

 

意外にも、弟への感謝を語っている自分がいましたねぇ


そう、今の自分の家族や親のことではなくって

 

きょうだい、それも、いつも話題に上ってくる姉ではなく

 

普段はあまり意識に上がってこない

 

弟の存在・・。

 

 

 

この機会に わたしの弟の話を ちこっと

 

させていただこうかなと思います

 

 

 

弟は・・一言でいうと

 

わたしを癒した男、第一号です(笑)

 

弟でなければ、結婚してもいいと思ったくらい

 

面白く、尊敬できるヤツ

 

顔は汚いし、ちっともカッコ良くないのですが

 

 

 

汚い理由は、レオパード症候群だから

 

レオパード・・ホクロだらけで、全身がまさにヒョウ柄なのです

 

一緒に住んでいるとちっとも気にならなくって

 

視界に入ってこないのですけど

 

きっと、はじめてあった人はギョッとするでしょうね

 

わたしは、周りから肌が白いと言われますが

 

反対に彼は、真っ黒

 


 

母からよく言われたものです

 

あなたじゃなくってよかったと・・

 

 

 

ほんとうにわたしたち姉二人の厄を

 

一身に受けて生まれてきたかのような

 

ポンコツBODYの弟

 

彼は、4つの難病を抱えています

 


 

「宇宙人みたい!」

 

頭が目が異様に大きく

 

異形ながらそれがわたしにはほんとうに愛しく映って

 

一目でお気に入りとなり

 

〇ちゃん、〇ちゃんと

 

小さな母親気取りで

 

なめるように可愛がってお世話していました

 

そのうち

 

自分の思いどうりにならない年頃になってくると

 

「可愛さ余って憎さ百倍」とばかりに

 

ボッコボコにしていた怖~い姉がわたし

 

 

 

親の見ていないところでボッコボコですよ

 

子どもというのは本当に残虐な生き物だと思います

 


 

あとから弟が言っていました

 

ぜってい仕返ししてやるんだって

 

当時、

 

今日は何回殴られたとか、正の字つけていたって・・

 

(ひょえ~・笑)

 

でも、仕返しはしてこなかったんです、彼

 

 

 

わたしが結婚してからですが

 

彼に小さいときの虐待まがいの仕打ちを謝ったことがありました

 

身体の弱かったあなたに母はかかりっきり、

 

父は待望の長男ということで特別扱い

 

女だったがゆえに

 

先に生まれながらも姉であるわたしを軽視したことへの恨み・妬みから

 

あなたをボッコボコにしたことを

 

こころから謝罪したんです

 

 

 

そして、

 

そんな自分の抑えられない衝動を知っているから

 

実は 親になるのが怖いって

 

もし、子どもができたら

 

わたしはあなたにしたようにボッコボコにしてしまう

 

愛しい存在のはずなのに

 

虐待してしまうかもしれない

 

だから、

 

こんなわたしが親なんてムリ・・

 


 

 そうしたら、彼が言ったんです

 

 「そりゃ、恨んでたさ」って・・・

 

 


「でも、わかってた。

 

父ちゃんの行き場のない想いが姉ちゃんに流れ込んで

 

俺にきているってこと

 

こういうのは廻っていくものなんだよ

 

 


だいじょうぶだよ、

 

姉ちゃん

 

俺のところでその流れは絶つから。

 

 

 

俺がもしこの先結婚して、子どもができたら

 

絶対、その子に手を上げない。

 

かわいいかわいいって育てるんだ

 

姉ちゃんのような娘はつくらない

 

絶対

 

俺のところで終わらせるって 決めてるから。


 

 

そしてね、

 

姉ちゃんはいい親になると思うよ

 

 

 

姉ちゃんだけだったよ

 

「〇ちゃんは天才だよ」って

 

言ってくれたの

 

 


だから、俺、

 

物心ついたときから

 

自分のこと天才だって思い込んでて(笑)

 

周りからぼろくそに言われても

 

いや、俺は天才なんだ。天才のはずだって

 

根拠のない自信を持っていられたんだよ(笑)

 

親でも言ってくれなかったことを

 

姉ちゃんだけは言って育ててくれたんだよ

 

それって

 

凄いことだと思わない?」


 

  

号泣しました・・

 

なんて奴なんだろうって

 

 


脈々と繋がってきているこの悪しき流れを

 

ふつうどんどん下へ下へと流してしまうものを

 

わたしだってそのまま彼に流していったものを

 

自分のところで絶とうというのか・・

 

 


なんて強い、

 

凄い戦士なんだろうって

 

 

 

身体はハンディーに満ちていても

 

強いハートを持っている彼だからこそ

 

その仕事はできたのだと おもいます

 

彼しか・・わたしの過酷な弟役は務められなかったでしょう


 


それまでも

 

何度も死を覚悟する目に遭いながら

 

生き延びてきた彼の生命力に

 

感心し、尊敬してきたけど・・

 

 

 

いちばん近いところで

 

わたしに魅せてくれた彼の生き様の影響力は

 

相当大きいんだと思います

 

 

 

たぶん、彼の存在のおかげです

 

自分より年下でも

 

そんなの関係なく、尊敬できる人は多いということ

 

彼に遭遇することで知ったんです

 

 

 

若い役柄でも

 

力量のある、大物俳優が入っていることもありますからね

 

以来、年関係なく、役柄関係なく

 

そして

 

見栄え・姿に関係なく

 

その人の魂を尊敬できるようになりました

 

 

 

親からもらえなかったものもたくさんあります

 

でも、わたしは、

 

きょうだいには 恵まれましたね♪

 

姉と弟から与えてもらったものこそが、

 

人生で実際に使える財産、豊かさになっていると思っています

 

 

 

そう考えると・・

 

廻り回って、親には感謝かな

 

 

 

こんな素敵なきょうだいをわたしに与えてくれたのですから

 

この世でいちばん素敵なプレゼント

 

親にしか産み出せない贈り物です

 


 

今でもときどき思います

 

よく親を選んで生まれてくるっていうけど・・

 

きょうだいを選んで生まれてくることも

 

あるんじゃないかなって

 

 

 

わたしはどちらかというと親は眼中になくって

 

姉と遊びたくって

 

ここにした!って

 

降りてきたように感じているんですけど

 


 

もしかしたら、弟も

 

わたしを目指して降りてきたタイプなのかも

 

 

 

どうしようもねぇな、この女って

 

半ばあきれながら・・

 



彼は、まず、ひとりの女を深く癒し、

 

わたしとの完了が無事終わると

 

わたしより大変そうな女性と結婚しました


彼女の鬼嫁ぶりを聞いて 笑いましたよ

 

あ~、なんだっ

 

結局、彼は、気の強い女が好きなのねって(笑)

 

 

 

ボッコボコの殴られ役

 

好きでやっているのだわ、こやつ(笑)

 

今生での彼のはまり役(当たり役?)

 

なのかもしれませんし

 

そういう猛り狂ってる女性をみると

 

かえって燃えるというか(笑)

 

全存在をかけて

 

幸せにしたくなってしまう、

 

そういうヤツなのでしょう・・♪

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コメント: 2
  • #1

    みえ (金曜日, 17 4月 2015 22:01)

    ご参加下さり、
    本当にありがとうございました。

    人って、
    誰か一人でも愛を伝えて寄り添ってくれる存在がいれば、
    自分の愛をどんどん膨らませていくことが出来るんだな、と改めて感じました。

    同じ場所で寝起きして、
    同じものを食べて、
    大きくなるまで一緒に育っていく、
    親とは違ったきょうだいの繋がりって、
    とっても楽しそうだなぁ(*^^*)

  • #2

    noriko♪ (火曜日, 21 4月 2015 13:57)

    みえさんへ・・♪

    本当に有意義でたのしいお茶会でした♪

    みえさんがこんな素敵な場を開いてくださったおかげで
    わたしは、ここもと記憶の底に沈んでいた
    自分の使命にも通じる、深いものを思い出すことができましたよ。

    まるで、過去生の自分に逢いに行けたような・・(笑)
    聞き出してくださって・・・ほんとうにありがとうございました。

    わたしは、このように「きょうだい」の存在が重要な人生のようですが
    うちの娘のように・・・

    「ママ、きょうだいは絶対つくらないでね。赤ちゃんができると
    ママは赤ちゃんに夢中になって、わたしのことほっぽらかしになっちゃうでしょ」

    と、はっきり一人っ子を希望してくる子も世の中にはいるとおもうので(笑)
    きっと、その人の人生の目的によって、それぞれなんだろうなぁとは感じています。