胃痛が教えてくれたもの


 早朝、

 

激しい胃痛で搬送されました

 

救急車を呼ぶなんて初だから

 

いったいどこまで我慢したらいいのかわからなくて・・・

 

ぐぐぐぐ・・・こりゃ、まるで陣痛級だ

 

 

 

波が襲ってきているときはさすがに耐えるのに必死なのだけど

 

ゆっくり落ちついて呼吸で痛みを逃そうとしている自分がいて

 

すごいな、人間って

 

なんでも今までの経験を使って乗り越える智慧を駆使していく

 

 

 

幸いなことに3時間後には家に戻ってこられたので

 

正味3時間のワークでしたが、とても貴重な体験になりました。

 

 

 

看護師さん

 

みんなやさしかったな・・・

 

8時からぶっとおし勤務で昨夜7件の救急搬送を受けたというお若めの医師は

 

言うこと聞かないおばあちゃんにちょっと切れぎみだったけど


無理ないわ・・・

 

 

 

でも、こうして深夜早朝にもかかわらず

 

受け入れてくれる場所と人があるということ・・・

 

なんてありがたいんだろうと思えたら

 

涙が一筋・・・

 

不思議なことに、そのタイミングで痛みが半分に減りました

 

 

 

救急は重症か、軽症か

 

入院が必要か、家に帰れるかどうかを判断するところらしく

 

病状の診察をする場所ではないということを知らなくって

 

何もお話がないまま帰ることになったから

 

あの・・・

 

なぜ、あのような痛みが発生したのか可能性だけでも教えてもらえないかと申し出たら・・・

 

「よくわかりませんね」と片づけることなく

 

今、わかることを教えてくださいました

 

たしかにヒントのような情報だったけど、わたしにはじゅうぶん合点がいくことができて・・・

 


 

先生からの見解と、

 

人には言ってないけど、わたしの中にある情報を合わせると

 

自分の体の中で何が起こっていたのかがわかったのです

 

聞いてよかった・・・


これで今度、同じような痛みが来た時には不安にならず

 

救急にかかることなく家で様子を見ることができると思います


 

 

そして、もうひとつ忘れられないのは

 

救急隊員の方からのやさしい言葉かけ

 

 

 

タンカに乗せられてもなお、

 

救急車で運ばれるほどのことではないんじゃないかと気にするわたしに対して

 

「健康だったらこんなに痛くなることはないんですよ

 

どちらにしても検査してもらいに行きましょう

 

あなたは今、自分のカラダのことだけ考えていたらいいんですよ」と。


 ・

 

そういえば・・・

 

社会人の時、夜中どうにもこうにも胃が痛んで

 

這って両親の寝室にいったとき

 

一晩中横でわたしの胃に手をのせてあっためてくれた父のこと・・・

 

カラダの痛みに共感してくれた父のやさしさに触れた貴重な機会で・・・

 

(一方、母はグーグー寝ていたのですが・笑)

 

 

 

苦しかったとき助けてくれた人、そばに居てくれた人のことを

 

カラダは決して忘れないものなんだなぁと・・・

 

 

 

今回の「カラダの中からの激痛」が想い出させてくれたものは

 

意外にも 温かいものでしたよ・・・♪


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コメント: 9
  • #1

    ツバメ (水曜日, 24 12月 2014 09:59)

    大丈夫ですか⁉︎
    大事に至らず良かったです!
    身体も労ってあげなきゃいけませんね。
    ぬくぬくお過ごし下さいね(^^)

  • #2

    みゆまゆ (水曜日, 24 12月 2014 19:01)

    のりこ先生、こんばんは。

    救急車を呼ぶのはためらいますよね。
    よっぽど痛かったんですね。
    いまは大丈夫なんですか?

    私もムスコを救急車に乗せた時には付き添いの私が過呼吸になり、救急隊の方に助けていただきました。
    ムスコがなんでもないと知った時、看護師さんが一緒に泣いてくださいました。
    皆さん本当に素晴らしいお仕事をされていますよね。

    こんな大変な中でも経験にする、のりこ先生はすごいです。
    寒い日が続きますので、お身体大切にしてください。

  • #3

    hitomi (水曜日, 24 12月 2014 20:51)

    のりこさん大変でしたね・・・ご無事で本当によかったです。
    今年は例年より寒くなるのが早く、インフルエンザも流行っていますので、温かくして十分身体を
    休めて下さいね!

    一大事な時も、のりこさんの心の眼差しは温かさでいっぱいなんですね。
    どうぞお大事に・・

  • #4

    ウミガメ (木曜日, 25 12月 2014 07:31)

    今年は大変お世話になりました。
    未熟なわたしを暖かく受け入れてくださり感謝しております。
    あの時より、ちょっとは成長できている?気がしています。(^_^;)

    その後、頂いた解剖図?(すみません;)は思った以上に活用できていて正直びっくりしました。
    またお会いできる日を楽しみにしております。

    ~八戸より愛を込めて...メリークリスマス~

  • #5

    noriko♪ (木曜日, 25 12月 2014 11:49)

    ウミガメ様♪

    ウミガメさんのおっしゃっていた「愛ある境界線」・・・余計な力の入らない距離感というテーマね、
    美しいネーミングに心ふるえてわたしも!と取り組んできましたが、おかげさまでずいぶんクリアになってきました。

    「のりこさんの明るさと元気さが曇ることのありませんよう…」など、要所要所のお言葉にも、励まされてきました。

    八戸からマザーのように見守ってくださり・・・ほんとうにありがとうございます!
    来年6月には仙台スピマに参ります・・・また、いいタイミングでお会いできたら・・・嬉しいな♪

    ~Merry Christmas~

  • #6

    noriko♪ (木曜日, 25 12月 2014 12:00)

    hitomiさま♪

    あぁ・・・そばにいてくださるんだぁ・・・と、
    あったかい気持ちにさせてくださって、ありがとうございます。
    今年は、hitomiさんとの出逢いもほんとうに大きかった!

    ずっと大好きですよ・・・♪ わんころのりこ より

  • #7

    noriko♪ (木曜日, 25 12月 2014 12:38)

    みゆまゆ様♪

    そうでしたかぁ!・・・ムスコさんのときは、さぞ生きた心地しなかったでしょうね・・

    深刻な状況でも穏やかな、安心させるような声のトーン、親しみのある表情・・・
    いざとなった時、どうしたらいいのか分からない時に添うお仕事、
    救急医療に携わる方に今回はじめて直に触れて、わたしも感じるものがいっぱいありました。

    あのときの応対で、どんなに掬われたか・・・
    救急隊の方には、お礼の言葉を伝えられないのが残念ですね。
    「ほんとうにありがとうございます。おかげさまで元気に家に帰ってくることができました」
    ・・・宙に想いをあげます
    その層でお仕事されているすべての方々に・・・届きますように・・・♪ 

  • #8

    noriko♪ (木曜日, 25 12月 2014 12:57)

    ツバメさま♪

    思わず駆け寄ってくださったんですね・・・なんだかとっても嬉しかったです。
    そうですね、ちゃんとカラダ労わってあげないと、ですね。

    無理しないで、ゆったりした年末をおくることにします・・♪
    明日あたり「お茶会」の記事UPしますね、来年もよろしくお願いします・・♪




  • #9

    ツバメ (木曜日, 25 12月 2014 23:59)

    今年後半に主人が運ばれました…。
    救急隊員の方の冷静さは、付き添う家族が動揺せず居れます。
    地域医療体制を私が熟知していれば夜間救急病院で対処出来たんだと後で知りました。
    待機して下さっていた病院の夜勤の医師や看護士さんにも感謝です。
    どこまでも護って下さる方々がいるのだなと、有り難いことだと感じました。

    お茶会のお知らせ♪予定が合いますように。