音と声が 扉を開く・・・

HさんとのCafeセッションより・・・オレンジティーを頼みました sablier TEA (大宮 ルミネ3F)
HさんとのCafeセッションより・・・オレンジティーを頼みました sablier TEA (大宮 ルミネ3F)

きょう、日帰りで長野の山に帰ってきました・・・・

 

ポンッと3時間ほどなのですが、飯綱高原に置いてきてもらいました。

 

財布も携帯もカメラも・・・何も持たず

 

このカラダひとつで 気の向くまま歩き 立ち止まり 

 

感じることを感じ・・・・

 

出逢う人、鳥、緑、花、虫、空、雲・・・

 

ひとつひとつと丁寧に会話していく中で

 

普段、いかに後先のことを考えつつ行動していたかを痛感します。

 

本来、人はこのカラダだけでじゅうぶん。

 

何も持たない方が・・・今、カラダで感じることを大事にできるなぁと

 

あらためて体感して帰ってきました。

 

 

 

そんなそばからではあるのですが・・・・反対にひとつ、持ってきていただきたいもののご提案がでてきました(笑)

 

今度の講座にいらっしゃる方、これからわたしのセッションを受ける予定の方、

 

ううん、まったくそんな予定がない方にも・・・ちょっと耳を傾けていただきたいこと、ここでご紹介します♪

 

 

 

6月に開催した 「チャネリング1day講座」 で、

 

ご自分の過去世までたどることができた方、Hさんがいらっしゃいます・・・

 

なんてセンスのいい方なのだろうと、そのときは思っていたのですが、

 

その方が、なぜ1日で開いたのか

 

そのコツを 先日わたしに教えてくださったんです。

 

「のりこさんの誘導する声がいいんですよ・・・」 って・・・

 

 

 

え? わたし誘導なんてしてますか・・・?

 

 


どうやら彼女の言っている誘導とは 今や恒例・・・・最初にデモンストレーション代わりに視ていく

 

その日お集まりになったメンバーに共通する 【過去世ストーリー】 のことで

 

(実際にはわたしだけでなく、ペアワークで組んだ しずかさんからのメッセージもそうだったようなんですが・・・)

 

夜寝る前にベットの中で ひとり静かに録音したその部分を何度も何度もくりかえし聞いたそうなんです。

 

すると、それが引き金になって自然にいろんな情景(過去世)が想い出された・・・ということです。

 

確かに・・・

 

声は、そのトーン・抑揚・息遣い・間の中に・・・・言っている内容とはまた別の 膨大な情報が流れているようにも感じます。

 

異国の歌のように、たとえ何を言っているかわからなくとも、

 

その声から伝わってくるものは想像以上に多いのかもしれません。

 


 

振り返ってみるとわたしも 自分が外で受けたセッションは録音可のものに関しては 必ず録音してきたタイプです。

 

なんどもなんども聞き直しては、耳から自分の中におとすやり方をしていたなぁ・・・と気がつきました。

 

Hさんと同じなんですね。


 

 

これまでも録音したい方はどうぞ自由にしてくださいね、とずっと申し上げてはきましたが・・・・

 

無理にお勧めすることまではしていませんでした。と、いうのも、

 

わたし自身の経験から、だらだら続けてとっても あとから聞くのが億劫になって

 

結局聞かないでおわってしまう・・・なんてこともありましたし、

 

先述の山の中での体感のように・・・

 

記録する手段がないからこそ、「今」に集中してカラダに刻むことができるものだという・・・・そんな考えもありましたから。

 

 

 

でも、冒頭の過去世ストーリーや、ペアワークや最後のメッセージなど

 

要所要所のチャネリング・メッセージだけ短く聞けるようにとっておくのは・・・確かにいいかもしれません。

 

 

 

チャネリングのスイッチが入ると・・・・わたし自身はまったく無自覚ですが・・・

 

変性意識状態というのかな・・・やはり周りからはちがった意識状態に感じられるらしいです。

 

 

 

視る人がみると 「金色に光って見える」 「青く光っている」・・・という表現をされる方もいてびっくりしたものですが、

 

耳がいい人、聴く人がきくと・・・・あるいはいつもと違った音域に入っているように聞こえるのかもしれませんね。

 

 

 

往々にして、自分ではどんな状態でどんな声質を発しているかはわからないもので・・・

 

ただ、カラダの中での体感のことをちょっと話すと・・・・めっちゃ気持ちいい感じです。

 

頭の上から 透きとおった涼やかな水がサラサラ流れてきて その水がカラダの内部の筒を洗い流しクリアにしてくれる・・・

 

そんな気持ちよさがあります。


 

 

でも、何をしゃべったのかはわたしもすぐ忘れてしまうんです。

 

メッセージをもらう側もそうですよね。

 

その時は気分がよくなったり、そうかぁ・・・と思いますが、しばらくすると、

 

その時の感覚はなんとなく覚えているけど、留めておかないとすぐ忘れてしまうのです。

 

わたしのチャネリングは、映像描写とストーリーがメインなので記憶に残りやすいと言われていても・・・

 

音からの情報の部分は抜け落ちて行ってしまうのでしょう。

 

 

 

音は、映像に比べて記憶に留めにくく、すぐ流れて行ってしまうもの、いちばん忘れやすいものなんだと思います。


いつも一緒にいた祖母が亡くなったあと、

 

「おばあちゃんの声って・・・・どんなだったかな?」 すぐ忘れてしまったことを思い出します。

 

彼女と過ごした情景は・・・細かいところまで鮮明に覚えていて今でも思い出せるのに・・・・です。

 

 

 

そして、記憶の彼方に流れて行ってしまった音は、何かのきっかけでその同じ音域・バイブレーションに出逢った時・・・

 

そのときの記憶がぶわっと、溢れ出てくるきっかけをあたえてくれるのかもしれません。 まさに 「鍵(キー)」。

 

それまですっかり忘れてしまっていた記憶の扉を、一瞬にして全開にしてしまう 音の力があります・・・

 

 

 

娘が通っていた山の幼稚園・・・「子どもの森幼稚園」(飯綱高原)で開かれた

 

太鼓とケルトハープでアイルランド音楽を演奏する夫妻のコンサートに参加した時のことです・・・・

 

最前列で一曲目から、涙がボロボロ止められなくなっているわたしに対して、ご主人の方がトークの際に

 

いきなりわたしに向って、諭し始めました。

 

今から思うと・・・それは、リーディングでした。

 

 

 

「クラシックはドレミファソラシド・・・に対して、この音階は日本のわらべ歌と同じ音階で、2つの音が抜けているのです。

 

この抜けている音階を美しいと感じ、こころ触れて一曲目から涙が止まらないあなたは・・・

 

今の社会には適合しない人です。

 

普通の勤め人のように、9時5時で働いたり、通勤電車に乗ったり、社会のルールに自分を合わせていけない人ということ。

 

それを自覚しなくてはいけません・・・」 と。

 

 

 

わたしは、それを聞いたとき・・・・今までいかに自分が適合しない社会にそれでもなんとか添うよう・・・

 

頑張リ続けてきたのか・・・に気づかされました。

 

社会不適合者なんだと・・・

 

無理やり自分をその枠にあてはめて、普通の勤め人のふりをしようとしてきたけど・・・

 

わたしは・・・・その枠には当てはまらない人間だったんだ・・・・

 


 

そして、それを自分に代わって、その時わたしが生きている社会(幼稚園関係者)の人たちに向かって公然と

 

「この人無理ですから・・・」って わたしを紹介してくださったのです。

 

あぁ・・・もう無理しなくていいんだな・・・

 

わたし、もう、普通の人のふりしなくていいんだなって・・・自分の正体をバラしてくださったことに

 

どこか安堵した感覚がきたのを覚えています。

 


 

本来の場所をあらわす音域に出逢ってしまったのでしょうね・・・・


曲が進むにつれて・・・・遠く・・・アイルランドの情景に包まれていました。

 

パブには目が虚ろな、イってしまった人たちがゴロゴロいて・・・

 

正気でない人も、なんの疑問もなくふつうに行き交ってる情景でした

 

あぁ・・・ここがわたしの原点なんだと

 

何がふつうで、何が異常かもなく、ただ、いろんな状態の人が居て・・・・

 

退廃的な生活・・・・虚しさ・・・・どこに吐き出していいかわからない感情・・・・それでも生きている・・・という世界観。

 

この 「何とも言えない」・・・・ことばでは到底表しきれないものを、音楽は表現できるものなのでしょう。

 

夫人が弾いていたケルトハープの指使いに 目が釘付けになりました。

 

「わたし・・・弾いていたか・・・」 絃の重み、はじく感覚・・・指に絃が食い込むリアルな痛みに

 

ずっと、ずっとこの絃をはじくことでしか

 

この何とも言い表せない・・・空虚、行き場のない想いを表現する手段がなかった時代のことを 思い出した瞬間でした。

 

わたしはあまりにもそればかり弾いてきたのでしょう・・・・

 

もう、今生では「ハープ」はいい・・・・と思ってる自分にも気づいたんですけどね(笑)

 


 

いずれにしても、

 

このアイルランド音楽に触れてしまったことで、開いてしまった扉がわたしにもあったんです。

 

その後わたしは、山の中で音楽を聴くことで情景や過去世が降りてくる体験を たくさんすることになります。

 

 

 

言ってみれば・・・Hさんと同じように わたしも 音 が引き金になっているのだと思い出したんです。

 

 

 

音は情景を連れてきます。

 

みなさんも、音楽を聴くことで、情景が思い浮かんでくることふつうにあると思います。


そして、情景は思い浮かばなくとも、感情が揺さぶられて涙がとめどもなく流れてしまう・・・ことも。

 

 

 

音が記憶の扉を開きやすい人という方も わたしたちに限ったことではないということです・・・

 

ですから講座・セッションを受けられる方は・・・・スマホの録音機能でいいですので、念のためね、録音してみてください♪

 

 

 

わたしも彼女のお話で、このことを思い出したのです。すばらしいメッセージでしたね。

 

彼女は無意識だと思いますが、

 

どうしたら講座にいらした方が開きやすいかなぁ・・・と、いつも思案しているわたしに対して、

 

そのことを汲み取って わたしがこのことを思い出してみんなにシェアできるよう・・・励ましてくださったんだと思っています。

 

・・・これも、わたしにしてみれば、立派なチャネリング・リーディングなんですけどね。

 

 

 

会う方逢う方すべて、わたしにメッセージを運んでくださる方ですね。

 

その時、そのタイミングで逢う方がわたしにとっては最高の先生です。

 

どういう立場で会ったとしても・・・

 

講座で逢う方も、セッションで逢う方も・・・・お客として入ったお店のスタッフの方も、観客の一人として逢った方も・・・

 

今生出逢う方は、み~んなわたしの先生です♪