9月仙台スピマ物語 ~ある小さな国の王子~

● 「ある小さな国の王子」

 

「お茶はいったよ」・・・マグカップをテーブルに置きながら、ふ~ふ~とあったかいものをすすり合う2人のシーン。「最近、どう?」・・・の問いかけに、ご主人はポツリポツリ・・・今、彼の中で気になっている事象を、あなたのなにげないあったかさがときほぐしていきます。過去の世界において、あなたに熱い想いをぶつけていた彼、あんまり暑苦しいと嫌われるかな?と思って控めにしている今生ですが、「基本的に君への想いは変わっていないよ」と。あなたにうやうやしく手を差し伸べている時代の情景も見えますよ。あなたはすらっと背筋がとおり・・・まるで王子のよう。女性からも男性からも憧れの的、みんなあなたに目を向けてほしい、声をかけてほしい・・・これが本音です。今、男性陣に気が向きすぎているているあなたを娘さんは面白く思っていません。あなたをもうちょっと独り占めにしたい(笑)。ひそひそ話し・ママと私だけの共有の願望が、保母さん時代のひとりの少女の映像とともに出てきます。たくさんの手のかかる子どもたちを相手にしている先生とのちょっとしたプライベート時間。目が合ったときの意味ありげなウインク・交信・ひいき目。それだけで、彼女は満足です。それぞれの家族において、ひとりひとりと向き合う時間をちょっと意識し持つだけで、あなたの国は穏やかになります。そして王子は遊ばないと♪本来、ユニセックスな趣味をお持ちのあなた。興味を外へ外へと向けていくと・・・不思議と息子さんはあなたの想い描いた王子像に近づいていくでしょう。