Tokyo Film Festival  ③

5月東京スピマでのセッション、「ストーリーエッセンス」 つづきです・・・

 

③ 「ドラマティックに生きていい」、ということをあなたは今生で体現しようとしているのですね。あなたはお山の大将。今立ち上がっている異性3人は、あなたの当時の仲間たち。ひとりは・・・ちょっと広い世界観から物事をアドバイスしてくれる人。ひとりは・・・親しみを持って癒しの空間を与えてくれる人。ひとりは・・・あなたにちょっかいを出しては冒険にいざなう人。・・・誰か一人に絞る時代は終わりました。それぞれの方と遊んであげてください。みんな僕がいちばん!親分に最も頼りにされているのは、愛されているのは僕にちがいない!と思い込んでいますが(笑)、そのときの必要に応じて、ひとりひとりを頼りにしてあげてください。そうです、選ぶのはあなたの方なのですね。「お前といるとめっちゃ楽しいぜ!」親分からの温情は、あなたを慕ってくる多くの人への最高のご褒美かもしれません。

 

④ 甲冑姿で馬をあやつり、城内へ駆け込んでいくあなたの姿が見えます。砦を設計し造りあげる任の次官であるあなたは、その砦の完成を自ら城主に伝えに来たのです。城主の顔はほころびます。太平の世になると、代々続く民家の設計に携わります。「何かを守らねばならない」・「どうにかして踏みとどまねばならない。でないと、多くの者が路頭に迷ってしまう」・・・国と家、規模はちがえども、大きな責任を背負う人たちのために、あなたは能力を発揮してきました。彼らの「安堵の顔」みるためなら力が湧いてくるあなたなのです。彼らに無事安心が届けられると、その築きの担い手、積み上げた(下請けとして働いた)多くの民たちに、ねぎらいと褒美がもたらされます。あなたは、物事が立ち上がっていくために必要となるコミュニケーション、やる気・原動力の源となるお金・言葉のエネルギーの循環をつかさどる人。どうぞ、新しい世界に進んでください。どの世界においても、今まで繋ぎ手として培われてきたコミュニケーション能力は、役に立ちます。むしろ、それだけでどの世界でも成功できることをあなたは証明しようとしているのかもしれません。英国の若者集うサロンで「ポール」が待っているのが見えます。よく来たな、と、肩を叩き合う仲間・・・築城の際、力を合わせた仲間たちです。そのサロンは、今生のあなたの研究を、世に繋いでくれる「場」の象徴かもしれません。

 

 ⑤につづきます・・・